「北中米W杯・1回戦、日本代表1-2ブラジル代表」(29日、ヒューストン)
5度目のW杯が終わった。精神的支柱として日本代表を引っ張ったDF長友佑都(39)=FC東京=は「ベスト32で終わらせてしまったのは最年長としても、ベテランとしても責任を感じる。勝たせられなかったところにも大きな責任を感じる」と言葉を残した。
この試合では出番はなかったが、最後までベンチから仲間を鼓舞し続けた。敗戦が決まった後は、泣き崩れる田中に真っ先に駆け寄った。「力不足だった」と負けを認めつつ、ブラジルと接戦を繰り広げたことには「僕が経験してきた中で一番強いチームだった」と、日本代表の成長も実感した。
日本選手初の5大会連続出場。W杯を「僕らの青春だった」と表現した。「大の大人がこれだけの熱量を持って熱くなれる瞬間ってない」。日本のためにサッカーに明け暮れた日々を回顧しながら「青春が終わってしまった寂しさがある」と名残惜しい表情も浮かべた。
今後について「ビジョンはない」と言うが、「5大会経験させてもらったことを自分の中で終わらせるのはあり得ない」と言い切る。代表で拾い集めてきた経験は、後輩たちへ還元していく。