中村敬斗 メモリアル星つかみ取る 久保の言葉に奮起「みんなで戦う」 勝利へ活躍誓う「ゴールに直結するプレーを」

 個別の調整を終え引き揚げる久保=18日、ナッシュビル近郊(共同)
 アップをする日本代表・中村敬斗=ナッシュビル近郊(撮影・中田匡峻)
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 1次リーグF組の日本は18日、ベースキャンプ地の米テネシー州ナッシュビルでの練習後、20日午後10時(日本時間21日午後1時)にメキシコ・モンテレイ競技場で行われる第2戦・チュニジア戦に向けてモンテレイ入りした。3大会連続の決勝トーナメント進出へ重要な一戦を前に、第1戦のオランダ戦で左膝を負傷した久保建英(25)=レアル・ソシエダード=の欠場が決定。初戦で得点を決めた中村敬斗(スタッド・ランス)は、久保の思いを背負って戦う覚悟などを口にした。

 中村は、左膝の負傷で第2戦の欠場が決まった久保の言葉に奮い立った。

 「『チュニジア戦は頼んだよ』と。託されている。もちろん久保選手の思いも背負ってみんな戦う」

 年代別代表から、ともに日の丸のユニホームに袖を通して戦ってきた。オランダ戦は久保のアシストにより、W杯初出場で初ゴールも決めた。「彼のアイデアだったり想像性だったり、ちょっとスペシャルなところはチャンス的にもどうなのかなと思う」と不在の影響を懸念。それでも「今いるメンバーでやるしかない。そこでベストを尽くすのが日本代表なので」と力を込めた。

 チュニジアは、かつてサウジアラビアを率いたルナール氏が、急きょ監督に就任した。同氏が指揮を執った昨年3月のW杯アジア最終予選は0-0で引き分け。フル出場した中村は、5バックで引いた相手にやりにくさを感じたという。

 勝ち点3を目指す中でも、ポイントは焦らないこと。「0-0でじれると、カウンターも怖い。クオリティーも下がるので焦らずにいきたい」とどっしり構える。

 初戦でスウェーデンに1-5と大敗したチュニジアは、1次リーグ突破へ勝利は不可欠。アグレッシブなサッカーで攻めてくることが予想される。「多分引き分けでいいなんて思っていないと思うので。まだチャンスはできやすい。早い時間帯に先制点が取れたら、全然違う試合展開になる」と理想のゲームプランを思い描いた。

 初戦のゴールによって注目度は急上昇。反響も大きく「いろんな方からメッセージをいただいて、本当にうれしい」と頰を緩めた。子どもの頃から夢見たW杯でのゴールを奪っても「結局、勝てていない。まだまだ初戦だけだ」と貪欲さを失わない。

 目指すのは自身の活躍以上にチームの勝利。「ゴールを取ったから何か、というのは自分の中ではない。チュニジア戦で、助けられるアシストだったりゴールだったり、得点への起点だったり。ゴールに直結するようなプレーができればいい」。日本のためにピッチを駆け、白星をつかみ取る。

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