W杯に出場している日本代表は17日、ベースキャンプ地の米テネシー州ナッシュビル近郊で、1次リーグF組第2戦のチュニジア戦(20日、モンテレイ)に向けて練習を再開した。14日に行われた初戦のオランダ戦で左膝を負傷したMF久保建英(25)=レアル・ソシエダード=は欠場が濃厚となった。
久保は公開された冒頭約15分の練習で姿を見せなかった。日本協会関係者は、15日に病院でMRI検査を受けた結果「左膝の負傷が認められた」と説明。全治などの詳細は公表されなかった。早期復帰を目指し、チームからは離脱しないという。チュニジア戦を含め、1次リーグの出場は絶望的となった。
選手たちは練習前、地元の日本語補習校生と交流したが、久保の姿だけがなかった。この日はトレーナーと宿舎で治療とリハビリを実施。自力で歩行しており、第2戦が行われるメキシコ・モンテレイへの帯同は未定だという。
久保はオランダ戦の後半26分に激しいチャージを受けて倒れ込んだ。ピッチ外に出て状態を確認したが、自らベンチにバツ印を送り交代。試合後は車いすで引き揚げたが、自力歩行でスタジアムのスタンドに上がるシーンも見られていた。
MF中村の同点ゴールをアシストするなど攻守で存在感を見せていた久保。復帰が長引けば、森保ジャパンにとって大きな痛手となり得る。右シャドーの代役としては堂安の位置を上げて、好調の菅原をウイングバックに。あるいは塩貝、町野、後藤らの起用も考えられる。
ただ、優勝には不可欠な存在であることには変わりない。長友は「決勝トーナメントで帰ってこられるでしょ。タケを信じて。タケのためにも、もう絶対勝ち上がんなきゃいけない」と決意。日本の至宝が輝ける舞台まで、全員で連れて行く。