サッカーのW杯北中米3カ国大会(6月11日開幕)へ向け、日本代表は31日にアイスランドと壮行試合を行う。同戦に限定招集されたDF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)は30日、「僕にとっての…、監督も言っていたと思うんですけど、引退ではなく、ひとつの、一区切りということにしておいてください」と試合に臨む思いを語った。
森保監督はこの日、会見で吉田の起用法について「スタメンで考えている。前半10分ぐらいかと思いますが、プレーをしてもらってそこから彼を送り出したい」と話し、セレモニーの実施を示唆した。
吉田は「1つは森保さんと日本のサッカー界からの気持ちを自分が恐縮ながら受け止めるということと。もう1個はワールドカップのために、勝つ確率を上げるために、自分の持っているものをチームに注入するために来たので。この1週間その目的のために来てますし」と招集に応じた理由を吐露。「あしたは時間は短いですけど、自分の今持てるものすべて、その10分にかけてやる」と意気込んだ。
セレモニーについては、「今までこういう選手がいなかったので、自分自身がやっていいものなのかっていう葛藤ももちろんあったんですけど」と迷いも明かした上で、「長い目で見て、日本のサッカーが、たとえば100試合出たような選手に対して。まずは協会が、選手が日本のために戦ってきたことへの敬意を示してくれるというのは、僕だけじゃなくこれから実績を積んできた選手のためにもなるし、それがひとつの文化や伝統として日本のサッカーにつながっていければいいいと思う」と今回の儀式は自身のためではなく、サッカー界全体のためにもなると話した。
「できるだけ盛大にやってもらって。次からずっとみんな盛大にやってもらえるようにするのがいいのかな」とジョークまじりに笑いを誘っていた。