サッカーW杯カタール大会に臨む日本代表DF長友佑都(36)=FC東京、代替招集されたFW町野修斗(23)=湘南=ら国内組6人が9日夜、成田空港からドーハに向けて出発する。DF酒井宏樹(32)=浦和=はコンディション調整のため、10日夜の出国に延期となった。
4大会連続出場となる長友は、元日本代表FW三浦知良(鈴鹿ポイントゲッターズ)が愛用しているハットを思わせる帽子姿で登場。「4年間、自分たちが積み上げてきたものを最高の形で表現する。魂を込めて戦ってきたい。経験するほどW杯の虜(とりこ)になって、この4度目は特に気合が入っている。最高のメンバー、仲間たちがいる。最高の結果を残せると思う」と決意をにじませた。
W杯初出場のMF相馬勇紀(25)=名古屋=は集まった報道陣の多さに目を丸くし、長友から「W杯はもっとすごいから」と声を掛られていた。
6人は10日にドーハ入りし、11日から本格的な練習を開始する。欧州組は13日までの試合を終えて、順次合流する予定。