プーチン大統領が開幕スピーチ「大きなサッカーの力が私たちを結びつけてくれます」
「ロシアW杯・A組、ロシア5-0サウジアラビア」(14日、モスクワ)
サッカーロシアW杯開幕戦に先立ち、モスクワのルジニキ競技場で開幕セレモニーが行われた。セレモニーではロシアのウラジーミル・プーチン大統領(65)がスピーチを行った。
肝煎りプロジェクトとして大会招致に成功したプーチン大統領は「ひとつの心で、言葉は違い、宗教は違っても、大きなサッカーの力が私たちを結びつけてくれます。スポーツの私たちを結びつける力が、次の世代、その次の世代へ受け継がれ、世界に平和をもたらしてくれますようにすべてのチームの活躍を祈ります」とあいさつ。最後は「忘れがたい思い出を皆様の心に刻むことができますように。ウェルカム・トゥー・ロシア」と締めると大歓声があがった。
W杯がロシアで開催されるのは、旧ソ連時代も含めて初めて。プーチン氏はFIFAのインファンティノ会長と並んで開幕戦を観戦した。ロシアの5ゴール快勝に試合中は笑みも浮かんだ。