井手口がサポートメンバー離脱 所属クラブの事情で帰国
サポートメンバーとしてW杯の代表チームに帯同していたMF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)が、所属クラブ事情のため離脱した。
13日朝、インスブルックから大阪へ向けて出発。W杯アジア最終予選の終盤は主力に定着するも、本大会メンバーからは落選。「悔しかったが、この経験は次につながると思って、つながると思うので、ここからまたしっかり頑張って、やりたいと、少しでも成長できればいいかなと思います」と話した。
サポートメンバーとしての帯同。8年前の南アW杯で同じ境遇だったMF香川からは「話もあったし、気遣いをしてくれた。すごくためになることも言ってくれた。そこは生かして頑張っていきたい」という。
来季は労働許可証が発給されたこともあり、保有権を持つ英2部・リーズに合流する見込み。4年後に向け「この半年間、悔しい思いが多かった中で、これがあって良かったなって、何年後かちゃんと言えるように。めげるのではなく、これを糧に、人としてもサッカー選手としても、成長できるんじゃないかなと思って練習から取り組んできたつもりなので。絶対この経験を次に生かそうと思います」と意気込んでいた。