本田、“仲のいい”槙野の名前を知らなかった「えっ、誰?」

練習を早めに切り上げ談笑する(左から)本田、槙野、長友=オーストリア・ゼーフェルト(撮影・堀内翔)
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 「サッカー日本代表合宿」(5日、ゼーフェルト)

 日本代表は約2時間の練習を行った。4日には2部練習を行ったこともあり、この日の全体練習はセットプレーを中心に、対人練習もない軽めのメニュー。全体練習終了後には、自由な個人練習の時間を与えるなど、リラックスした雰囲気で調整した。

 練習後には、DF長友、MF本田らが楽しそうに談笑する場面もあった。「どこから話せばいいのか…」と切り出した長友によると「圭佑が名前を覚えられないみたいな話をしていて、槙野が『この中に(智章)トモアキって名前の人がいるんだけど、誰か』って言ったら、圭佑が全然知らなくて、『えっ、誰?』とかいう話になって」。

 本田は真剣に、名前が“トモアキ”の選手を探したが、なかなか見つからず。結局、最後に残ったのが、出題者でもあった槙野自身が正解だったことが判明。長友によると「槙野は、だいぶ仲がいいと思っていたんですけど、ショック受けてました。へこんでました。名前も知らないんだって。それで盛り上がってました」という。

 W杯本大会初戦のコロンビア戦まで、ちょうど2週間。チームはリラックスしたムードを保っているが、長友は「メリハリはできていると思っていて。ゲーム形式とか戦術になると、みんな練習のピッチに立ったら、あのやっぱり引き締まっていると思う」と話していた。

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