不安いっぱい西野ジャパン 本番であるか「監督解任ブースト」
サッカー界でまことしやかに語られる「監督解任ブースト」という現象。不振のチームが監督解任を機に急上昇するという意味だ。本当にそんな現象があるのか。国内外の近年の事例を集めてみた。(敬称略)
公開日:2018.6.1

記憶に新しい解任劇。アギーレの後を受けたハリルホジッチはW杯アジア最終予選を突破したものの、「選手とのコミュニケーショ不足」などを理由に解任された。
【今大会の世界では】イングランド、アルゼンチン、韓国は成功
2016年9月 イングランドサッカー協会は、選手の移籍に関する口利き疑惑などがあったアラダイス監督との契約を解除。欧州予選初戦を勝利していたチームは後任のサウスゲート監督の下、残り試合を7勝2分けと無敗でW杯進出を決めた。
2017年4月 当時南米予選で5位と苦戦していたアルゼンチンがバウサ監督を解任。後任のサンパオリ監督が率いたチームは、3試合連続ドローと調子は上がらなかったものの、最終戦にメッシのハットトリックで勝利して大逆転でW杯進出を決めた。
2017年6月 アジアのライバル・韓国は、アジア最終予選での不振を理由にウリ・シュティーリケ監督を解任。後任の申台龍監督率いるチームは残り2試合をスコアレスドローとしたものの、棚ボタでW杯進出が決まった。
アメリカ、オランダ、イラクは失敗…W杯出場逃す
2016年11月 北中米カリブ海予選で開幕2連敗を喫したアメリカは、クリンスマン監督を解任。アリーナ新監督がチームを率いたが、3勝3分け2敗で逆転ならず、敗退が決まった。
2017年3月 欧州予選で苦戦していたオランダはブリント代表監督を解任し、アドフォカート監督にEURO2004以来の指揮を任せた。就任後4勝1敗の成績を残したものの、絶対に負けてはいけない首位フランス戦での大敗が致命傷となり、W杯出場を逃した。
2017年6月 アジア最終予選で日本と同組だったイラクは、日本戦の直前にラディ監督を解任。直後の日本戦は引き分けだったものの浮上できず予選敗退した。
