来日ハリル何を語る? W杯決定から解任までの半年を振り返る

サッカー日本代表監督を解任されたハリルホジッチ氏が来日した。今回の決定に強い不満を持つ同氏は27日の会見で何を語るのか。W杯決定から解任までの半年に何があったのか、改めて振り返る。

公開日:2018.4.22

 「W杯ロシア大会組み合わせ抽選会」(1日、モスクワ)
 抽選会が1日18時(日本時間2日未明)からモスクワ・クレムリンパレス行われ、日本(FIFAランキング55)は、ポーランド(同7)、セネガル(同23)、コロンビア(同13)のH組に入った。初戦は来年6月19日18時(日本時間20日0時)からコロンビアとサランスクで戦う。
 W杯に向けて「7カ月ありますので、目標定めて目標に向かってしっかり決意を持っていきたい。いい準備をすること。選手もいい準備をしてこのロシアに来ること」と話した。

ハリル監督「キーとなるのは初戦のコロンビア戦」 2大会ぶり1次リーグ突破目指す

【17年12月16日】韓国に7年7カ月ぶり黒星 4失点は38年ぶりの屈辱

ハリル監督、完敗認める「韓国とのレベルに差があった」

 「サッカー・東アジアE-1選手権、日本1-4韓国」
 日本は7年7カ月ぶりの韓国戦黒星、さらに1979年6月16日の日韓定期戦(1-4で敗戦)以来となる4失点という惨敗を喫し、2大会ぶりとなる優勝を逃した。ハリルホジッチ監督は試合後、「このチームが日本より強いことは試合前から分かっていました。韓国とのレベルに差があったと思います。韓国は勝利に値しました」と完敗を認めた。

ハリル監督、完敗認める「韓国とのレベルに差があった」

「プレーを止めた」選手たちに異変? スタンドからはブーイングも

 指揮官は「ここでしっかり結果を残すことを望んでいましたけど、1点目を決めた後、(日本選手は)プレーを止めてしまいました。なぜそうなったのかは分かりません」と日本選手の異変を表現した。
 この結果、韓国は前半だけで3得点。日本は完全に後手にまわった。試合後はスタンドからブーイングも漏れ聞こえた。

ハリル監督、完敗認める「韓国とのレベルに差があった」

西野技術委員長は采配に疑問符

 西野技術委員長は1-4で大敗した16日の韓国戦で選手交代が後手に回った点にも触れ、「どうして(監督が)動けなかったのか聞いてみたい」と、自ら疑問をぶつける考えも示した。

西野技術委員長、韓国に惨敗でハリル監督を聴取「どうして動けなかったか聞きたい」

【18年3月23日】不安だらけのW杯イヤー初戦 マリと1―1ドロー

  FIFAランキングで55位の日本に対して67位と下回り、W杯出場を逃した相手にドロー。今後に大きな不安を残す結果となった。
 後半ロスタイムに、相手ミスから何とか追いつく青息吐息のドロー。ハリルホジッチ監督はベンチに座りこんで動けない。「…何を言えるかなという試合。まだまだやるべきことがたくさんある」。

ハリルJ大丈夫?攻守に課題噴出 指揮官嘆き「W杯にほど遠い」

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