日本サッカー協会は19日、千葉市内で会見を開き、FIFAランキング38位のスコットランド代表(日本時間29日2時)、同4位のイングランド代表(同4月1日3時45分)と対戦する英国遠征に臨む日本代表メンバー28人を発表した。FW塩貝健人(20)=ウォルフスブルク=が初招集された。
ロサンゼルス五輪世代の塩貝は慶大に在学していた24年から特別指定選手としてJ1横浜Mでプレーし、19歳だった同8月にNECナイメヘンに加入。26年1月にドイツ1部ウォルフスブルクへステップアップを果たし、2月には加入後初ゴールを挙げるなど急成長を遂げている。
会見に出席した森保一監督は「A代表の活動に招集するという意味では、もっと早くでもよかったと思っている。NECのときもハードワークで貴重なゴールも奪っていた。何度か招集を考えたこともあった。このタイミングでの招集は、W杯ギリギリまで可能性がある選手は招集をチャレンジしていく。1%でもW杯で勝つ可能性を上げていく選択肢を持って活動するという意味で招集した」と説明した。
日本代表は主力にケガ人が続出。昨年12月に左膝前十字靱帯断裂の大ケガを負ったMF南野拓実(モナコ)、1月に右太もも裏を痛めたMF久保建英(レアル・ソシエダード)、3月に左足首を手術した主将のMF遠藤航(リバプール)、14日の試合で負傷し、この日クラブから右ハムストリング肉離れと発表されたDF長友佑都(FC東京)らが選外となった。
6月のW杯に向けて、日本代表にとっては暗雲が漂う状況だが、塩貝にとってはメンバー入りに食い込むチャンス。W杯本大会のメンバー発表前において最後の代表活動で、“サプライズ組”がアピールする。
発表されたメンバーは以下の通り。
▽GK鈴木彩艶(パルマ)、大迫敬介、早川友基(鹿島)
▽DF谷口彰悟(シントトロイデン)、冨安健洋(アヤックス)、渡辺剛(フェイエノールト)、安藤智哉(ザンクトパウリ)、伊藤洋輝(バイエルンミュンヘン)、瀬古歩夢(ルアーブル)、菅原由勢(ブレーメン)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)
▽MF/FW伊東純也(ゲンク)、鎌田大地(クリスタルパレス)、三笘薫(ブライトン)、小川航基(NECナイメヘン)、前田大然(セルティック)、堂安律(Eフランクフルト)、上田綺世(フェイエノールト)、田中碧(リーズ)、町野修斗(ボルシアMG)、中村敬斗(スタッド・ランス)、佐野海舟(マインツ)、鈴木唯人(フライブルク)、藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)、佐野航大(NECナイメヘン)、塩貝健人(ウォルフスブルク)、後藤啓介(シントトロイデン)佐藤龍之介(FC東京)