J1神戸に開幕前から試練 FW宮代、佐々木らけが人続出 吉田監督「いるメンバーでやるしかない」

 けが人続出の状況に開き直りながらも吉田監督の表情は少し苦々しい
 サポーターの前で汗を流す大迫勇也(中央)ら
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 J1神戸は4日、神戸市西区のクラブ施設で練習を公開した。だが、この日の練習にはFW宮代大聖、MF佐々木大樹ら数人が参加せず。1月17日から2月1日まで沖縄キャンプで調整を行っていたが、吉田孝行監督(47)はキャンプでけが人が続出したことを明かし、「キャンプでけが人も多いですし、元々の人数も少ない。難しい状況ではある」と開幕への不安を語った。

 苦しいチーム状況の中で、8日の富士フイルム・スーパー杯から8連戦が始まる。吉田監督は苦笑いを浮かべながらも「いるメンバーでやるしかない。自分の役割というか、現場をどう回すかだけを考えてやってますし、選手も一生懸命やってくれている。みんなでやるということ」と前向きに話した。

 8日の広島戦から中2日でACLE・上海海港戦(11日)、さらに中3日でJ1開幕戦の浦和戦(15日)と試合間隔は短い。負担の大きい過密日程が待ち受けるが、選手のやりくりについて指揮官は「今は選択をたくさんできる状況ではないと思うので。ACLも2連敗したら分からない状況。そこと(J1)開幕と連戦は続くけど、どこに重要点を置くのか。もちろん全部大事なんだけど、やはり大事な試合というのを絞らないといけないと思うし、別に捨てるとかではなくて、全員が戦力になるためにいろんなことを試さなきゃいけないということ」と考えを話した。

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