なでしこJが米国遠征から帰国 2連敗の結果にも池田監督は五輪本戦へ「ピッチ上、ピッチ外で収穫があった」

 今夏のパリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は11日、成田空港着の航空機で米国遠征から帰国。米国、ブラジルとの対戦は2連敗の結果に終わったが、池田太監督(53)は本戦へ向けての収穫を口にしていた。

 1次リーグで同組のブラジルを含め、五輪参加国と対戦した今回の遠征。池田監督は「五輪への準備の段階で強豪の2カ国と戦えたのは有意義。中2日で移動しての2戦という日程的にも五輪のシミュレーションができた」と振り返った。

 2連敗という結果に対しては「振り返りが必要」としたが、故障者の影響で懸案となる左サイドはSBやWBでMF守屋、DF北川、ウイングでFW藤野を試すなど「いろんな選手の組み合わせや競争を含め、ピッチ上、ピッチ外で収穫があった」とした。

 また、ブラジル戦では後半19分に相手反則で得たPKをFW田中美が、その後のPK戦ではFW清家、MF長野、MF長谷川が全員失敗しての敗戦。池田監督は「PKは(五輪の)レギュレーションでノックアウトステージになれば(可能性は)あること。準備の一つとしては考えている」と今後に強化する課題として挙げた。

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