JFA審判委が結論 横浜M西村へのタックルは「退場にすべき事象」VARに課題

 日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は7日、「レフェリーブリーフィング」をオンラインで行い、9月10日のJ1第29節・横浜M-福岡でDF奈良竜樹(福岡)がMF西村拓真(横浜M)の左足首を踏みつける形となった場面について、Jリーグ審判デベロップメントシニアマネジャーの東城穣氏は「直接フリーキックと退場にすべき事象だった。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)としても課題がある。オン・フィールド・レビュー(OFR)を進めるべきだった」と結論付けた。

 試合では開始早々、奈良の右足でのタックルが西村の左足を踏みつける形となった。ファウルの判定はなく、主審はプレーを続行したが、西村は前半途中に負傷交代。その後、左足関節外側靱帯(じんたい)損傷で全治4~6週間と発表された。

 ブリーフィングでは主審とVARとの交信も公開され、「(足)裏がいってないと思っている」という主審の見解をVARが受け入れるやり取りが残っていた。東城氏は主審とVARとのコミュニケーションを問題視。「レフェリーが見えてないということは伝えている。それを受けてVARが『どう見ましたか』と言ってたと思うが、その後に(主審が)『足裏が入ってない』と言っているのであれば『事実は違う』というところまでしっかり踏み込んで、次のステップに行くべきものだった」と語った。

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