日本サッカー協会は２２日、埼玉スタジアムで行われるＷ杯カタール大会アジア最終予選の中国戦（２７日）とサウジアラビア戦（２月１日）に臨む日本代表メンバー２３人を発表し、膝の負傷で昨年１１月の最終予選２連戦では招集外となっていた久保建英（２０）＝マジョルカ＝が復帰した。谷晃生（湘南）、吉田麻也（サンプドリア）、室屋成（ハノーバー）、古橋亨梧（セルティック）、三笘薫（サンジロワーズ）の５人は負傷のため外れた。

　森保監督が「候補として挙げさせてもらっている」と語り、２０１９年１１月以来の代表復帰が期待された中島翔哉（ポルティモネンセ）、スコットランド・プレミアリーグのセルティックでデビューし、週間ベストイレブンにあたる「ＴＥＡＭ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＷＥＥＫ」にも選出された旗手怜央らは招集外となった。

　１７日から２１日まで千葉市内で行われた国内組の合宿からは権田修一（清水）、長友佑都（ＦＣ東京）、酒井宏樹（浦和）、谷口彰吾（川崎）、山根視来（川崎）、大迫勇也（神戸）が選ばれた。

　日本代表メンバーは以下の通り

　ＧＫ　川島永嗣（ストラスブール）権田修一（清水）シュミット・ダニエル（シントトロイデン）

　ＤＦ　長友佑都（ＦＣ東京）酒井宏樹（浦和）谷口彰吾（川崎）山根視来（川崎）植田直通（ニーム）板倉滉（シャルケ）中山雄太（ズウォレ）冨安健洋（アーセナル）

　ＭＦ／ＦＷ　大迫勇也（神戸）原口元気（ウニオン・ベルリン）柴崎岳（レガネス）遠藤航（シュツットガルト）伊東純也（ゲンク）浅野拓磨（ボーフム）南野拓実（リバプール）守田英正（サンタクララ）前田大然（セルティック）堂安律（ＰＳＶアイントホーフェン）田中碧（デュッセルドルフ）久保建英（マジョルカ）

　最終予選はＡ、Ｂ組各６チームの２位までがＷ杯出場権を獲得し、３位同士の勝者は大陸間プレーオフに回る。日本は６試合を終えて４勝２敗の２位につけている。