カズ 移籍先「年内には決めたい」リーグ昇格など近い将来の目標を重要視
横浜FCの元日本代表FW三浦知良(54)が17日、大阪府内で自主トレーニングを行った。来季J2に降格する横浜FCから残留要請を受けているものの、カズは出場機会を求めて移籍を検討。複数クラブからオファーが舞い込んでいるが、来季の所属先を決定するにあたり、リーグ昇格など近い将来の目標を重要視していることを明かした。
来季は55歳となるカズは「5年先のこと、10年先のこと、そこまでは考えられない」と話す。「シーズン優勝すれば、J3に上がれるとか、JFLに上がれるとか、近くに目標があるのがいいですね」とチームを選定する上で短期的な目標の重要性を強調した。
現在、JFLの鈴鹿、FC大阪や関西1部のおこしやす京都など国内外の6クラブが獲得の意思を示している。12日から大阪府内で続けている自主トレ期間中に各クラブと直接話し合いの場を持つ。選ぶチームのカテゴリーによって開幕の日程も変わってくるため、調整のことも考えると「年内には決めたい」と話した。
この日の自主トレは午前のみで、G大阪MF井手口陽介、横浜FCのDF伊野波雅彦、金沢FW瀬沼優司らが参加。ボール回しや、サザンオールスターズの曲を流しながらのランニングなど精力的に汗を流した。