C大阪MF乾貴士がJリーグ10年ぶりゴールで勝利に導いた 横浜Mに2-1

 「明治安田生命J1、C大阪2-1横浜M」(24日、ヨドコウ桜スタジアム)

 元日本代表のMF乾貴士がC大阪復帰後初得点を決め、チームを勝利に導いた。Jリーグでは2011年7月31日の鹿島戦以来、3738日ぶりゴールとなった。

 「やっと力になれたという思いがあります。自分は結果を残せていなかったので悔しい思いをしていましたけど、これでホッとできた」

 前半6分。左サイドをMF喜田陽とのパスで崩すと、乾がさらにドリブルで切り込み右足を振り抜いた。相手DFに当たったボールはコースが変わり、ゴール左隅に吸い込まれて先制点を奪った。得点シーンを「仲間が走り込んでくれていたのは見えていた。ただ、時間帯も時間帯なので最初に一本打っとくのもありかなと思い切って打った」と振り返った。

 乾は6月にスペイン1部エイバルを退団。今季10年ぶりに古巣のC大阪に加入しチームの力となっている。

 前半21分には、FW加藤陸次樹が追加点を決め、前半給水タイムまでに2点をリード。同43分に1点を返され、後半に入ってからは試合のペースを握られたが、MF清武弘嗣やFW大久保嘉人ら経験豊富な選手らを投入し逃げ切った。

 これで横浜Mにはホームで12年から負けなしを継続。小菊監督にとってはリーグ戦ホーム初白星にもなった。チームにとっては、名古屋と戦う27日の天皇杯準々決勝と30日のルヴァン杯決勝へも弾みをつける1勝となった。乾は「ここで勝てたことは大きい。ホームで勝てたことは気持ちいいのでみんなうれしい。大一番が待っているので、そこに向けて気持ちを作る。天皇杯に勝ってルヴァンの決勝に備えたい」と見据えた。

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