INAC神戸が必勝祈願 MF成宮「しっかり決めたい」WEリーグ第1号弾へ意欲

WEリーグ開幕を前に必勝祈願を行ったINAC神戸=本住吉神社
本住吉神社で必勝祈願を行ったINAC神戸選手のサイン
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 日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」に参戦するINAC神戸が9日、神戸市東灘区の本住吉神社で必勝祈願を行い、WEリーグ初代チャンピオンへの思いを確認した。ユース登録を除く全選手とスタッフが参加。横田智明宮司が祝詞を奏上し、安本卓史社長、星川敬監督、中島依美主将が玉串を奉納した。

 大宮との開幕戦(12日・ノエスタ)は開幕5カードの中で、午前10時キックオフと最も早い時間に行われるため、先制点が必然的にWEリーグ第1号ゴールとなる。MF成宮唯(26)は「初ゴールを狙う」と宣言。WEリーグ初のプレシーズンマッチとなった4月24日の長野戦(J-GREEN堺)でも先制点を決めており、開幕戦でも期待が高まる。「GKからビルドアップしてきれいに中盤でつないでゴールという形が理想ですけど、きれいなゴールでなくてもチャンスがあればしっかり決めたい」と力を込めた。

 守護神の日本代表GK山下杏也加(25)はベスト8敗退に終わり、メダルを逃した東京五輪の悔しさを忘れず、WEリーグでの奮闘を誓う。「五輪では後悔しかなかった。WEリーグのパフォーマンスでお客さんを増やし続けることがメダルを取れなかった自分たちの責任でもあると思う。がっかりさせないような結果と内容を見せたい」と表情を引き締めた。

 この日は午前10時開始の開幕戦に備え、同時間帯に神戸市内で紅白戦を実施した。トレーニング後には会場のノエスタも視察。午後から必勝祈願も行い、心の準備も整えた。

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