バルサ新会長、メッシ残留へラブコール「バルサは君を愛している」
スペイン1部リーグ、バルセロナのジョアン・ラポルタ新会長が18日の就任式で看板選手のアルゼンチン代表FWメッシの残留のためにあらゆる手段を講じるとラブコールを送った。
所信表明演説でラポルタ会長は「君たち選手はクラブの魂。我々は君たちを助け、守るためにここにいる。成功への道を君たちとともに寄り添っていく」と自らのスタンスを伝えた。式に出席したメッシに対しては個別にメッセージを送り「レオが留まってくれるよう説得しなければならない。私はできる限り全てのことをするし、そのことは彼も分かっている。史上最高の選手がここで続けるようやっていく。私は君のことを尊敬しているし、バルサは君を愛している」と言葉に熱を込めた。
さらにクラブ運営面で最大の懸案事項となっている財政立て直しについて新会長は「再び経済的に健全なクラブになることが優先事項。我々にはプランがあり、新たな収入源を作るよう、また状況を跳ね返す決定をするようやっていく」とした。
なお、その他の方針ではクーマン監督の体制を継続するとしたほか、元所属選手で元監督のヨハン・クライフ氏の哲学と下部組織「ラ・マシア」を基盤とする方針を示し、チャンピオンズリーグでの活躍を誓っている。