Ｊ１神戸の三浦淳寛監督（４６）が５日、オンライン会見に臨み、開幕戦の対戦相手であるＧ大阪で新型コロナウイルスのクラスターが発生したことについて言及した。

　神戸は２月２７日の開幕戦（ノエスタ）でＧ大阪と対戦。その後、Ｇ大阪では２日以降に選手・スタッフから計６人の陽性が出て、活動休止となった。試合も３日の名古屋戦（豊田ス）、６日の鹿島戦（パナスタ）の中止が決まった。

　Ｇ大阪から連絡を受けた神戸は４日にクラブ独自にＰＣＲ検査を実施。６日の徳島戦（鳴門大塚）に臨むにあたって、問題がないことを確認した。

　三浦監督は「我々ができることとしてＰＣＲ検査はしっかりやっています。しっかりと検査して、対策を引き続きやっていきましょうということで、働きかけはクラブがしっかりやっています」と話した。

　チームはＧ大阪の開幕戦、２日のルヴァン杯・大分戦と今季２連勝。指揮官は「現状は非常にうまくいっている。もちろん改善点はあるが、守備も攻撃もやろうとすることを選手はトライしてくれて今のところ満足しています」と手応えを語った。