サッカー協会が子どもたちへ挑戦状 乾らのリフティング動画など検定制へ

 日本サッカー協会(JFA)が全国のサッカー少年、少女へ“挑戦状”を出す検討をしている。

 JFAの公式YouTubeで配信されているスペインのエイバルに所属するMF乾貴士(31)の「リフティングチャレンジ」動画は、30本を超え、連日普通では、まねできない高難度の技を見ることができる。外出自粛が続く中、他の選手も“宿題”としてリフティング動画をあげている。

 JFAの田嶋幸三会長(62)は乾を初め、プロ選手らのリフティング技術などを絶賛。そこで選手が“宿題”として出しているリフティングの技術などに難易度をつけて検定制にすることを検討しているという。段階をクリアするごとにバッジや表彰状などを与えて「もっと宣伝し、子供たちがボール一つ持って、自分の家の中でもできるように」(田嶋会長)と全国の子どもたちの「Stay Home」を促すためにも、夢中になれることを提供するとしている。

 すでにJFAは「チャレンジゲーム」という子どもに必要な動き作りを徐々にステップアップしながら身に付けていく個人向けプログラムを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、外出を自粛していることで目標を失いかけている子どもいる中で「段階、段階で到達する目標がはっきりしている」と、やる気も促す仕組みになっていることから現状に最適なシステムだ。

 田嶋会長は「(リフティングの階級は)20級くらいまでいこうと思うと、これは、乾選手レベルにならないといけない」とし、全クリアには、血のにじむような努力が必要かもしれない。

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