J1鹿島は2日、新監督に元ブラジル代表のアントニオ・カルロス・ザーゴ氏(50)が就任すると発表した。1日の天皇杯全日本選手権決勝を最後に、大岩剛監督が退任していた。
現役時代のザーゴ氏は1996年から97年にアントニオの登録名で柏に所属し、イタリア1部のローマなどでもプレーした。ブラジル代表では37試合3得点。指導者として主に母国のクラブを渡り歩き、今季はブラジル2部のブラガンチーノを1部昇格に導いた。「日本へ戻ることができてうれしい。重要な挑戦となる」とコメントした。
2018年からテクニカルディレクターを務めるジーコ氏との契約も更新した。