湘南・MF武富が浦和へ復帰 監督パワハラ問題で決断「監督の指導には愛情があった」
サッカーJ1湘南は15日、MFの武富孝介が浦和へ復帰すると発表した。武富は期限付きで19年から湘南でプレーしていたが、チョウ貴裁監督がパワハラ問題で現場指導を控えていることから、復帰を決断した。
武富はクラブを通じてコメントを発表。「すでに報道されている通り、ここ数日のベルマーレの変化によってチョウ監督がしばらく指揮を執ることができなくなりました。チョウ監督の元でプレーしたいと想い、今季ベルマーレに来た自分としては、一時的な措置とはいえ、この先がどうなるか分からない状況のまま、100%サッカーに集中できるのか、チームのために力を出し切れるのか、不安を覚えているというのが正直な気持ちです」と、現在の心境を吐露。移籍ウィンドウの期限も迫っていることから復帰を決断したと説明している。
また、チョウ監督については「今、いろいろなことが言われていますが、僕自身はチョウ監督の指導には愛情があったと思っています」ともコメントしている。
湘南はチョウ監督のパワハラが一部で報じられたことから、14日にJリーグの調査終了まで、試合や現場での指導を控えると発表している。