日本代表初選出の鈴木優磨を待つ超過密日程 ACLに天皇杯、クラブW杯も

 J1鹿島のFW鈴木優磨(22)が11月16日にベネズエラ戦、20日にキルギス戦を行う日本代表メンバーに初選出された。来年1月開幕のアジア杯(UAE)メンバー入りへチャンスが与えられたが、今季終盤の超過密日程をこなさなければならない難しさもある。

 鹿島は日本時間11時午前0時に敵地テヘランでACL決勝第2戦、ペルセポリス戦に挑む。帰国後、12日から始まる代表合宿にどこかのタイミングで合流し、16日に大分でベネズエラ代表戦、20日に豊田でのキルギス戦に臨む。

 その後もクラブとしては21日に甲府との天皇杯準々決勝があり、そして24日にはJ1リーグ戦の仙台戦を敵地で、と予定はびっしり。12月1日にはホームで鳥栖とのリーグ戦最終戦。さらに、アジア王者になった上で天皇杯を勝ち進むと天皇杯準決勝が5日、決勝が9日に控えている。

 ようやく国内での日程を終えたと思ったのもつかの間。アジア王者となっていた場合、今度はUAEでのクラブW杯に出場する。15日にグアダラハラ(メキシコ)と初戦を迎える。

 全試合に出場することは難しく、起用する側もコンディションを慎重に考慮する必要がある。現時点では、6日の柏とのリーグ戦はベンチで温存されており、ACLに全力を注ぐことになる。

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