清水エスパルス元社員が6700万円着服 刑事告訴は見送り 左伴社長の報酬を減額
サッカーJ1清水の運営会社「エスパルス」は3日、別会社から同社に出向していた経理担当の30代の元男性社員が約6年間にわたり、試合の売上金など計約6700万円を着服していたと発表した。全額弁済のめどが立っていることから、刑事告訴を見送るとしている。
監督責任を問い、左伴繁雄社長の月額基本報酬を3カ月間、30%減額する処分とした。左伴社長は静岡市内で記者会見し「大変申し訳ない。不祥事が二度と起きないよう再発防止に取り組み、信頼回復に努めたい」と陳謝した。