J1鹿島、上海上港にホームで快勝 ACL決勝トーナメント初の初戦突破へ好発進

 後半、2点目を決めた西(左手前)を手荒く祝福する鹿島・金崎(右端)ら=カシマ
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 「ACL・決勝トーナメント1回戦第1戦、鹿島3-1上海上港」(9日、カシマサッカースタジアム)

 鹿島が初の決勝トーナメント初戦突破へ、まずはホームで快勝した。

 先制点は前半43分、FW鈴木が決めた。MF永木の左CKをDF昌子が頭に当ててシュート。「オレの点かと思った」と振り返る昌子は一瞬ガッツポーズを見せたが、相手GKがゴールからかき出す。これを「入ったと思ったけど、転がってきたから」と鈴木が右足で蹴り込み豪快に決まった。

 後半4分には右CKからのこぼれ球をDF西が決めて2点目。同30分にはオウンゴールで3点目。同31分に1点を失ったが、終盤は相手の猛攻に耐えて先勝した。

 ACL決勝トーナメント進出は今大会が6回目。過去5回はいずれも初戦で敗退している。昌子は「(初戦の)壁を破る使命がある。そこに向かって必死」と言う。

 16日に敵地に乗り込んで、鬼門突破に臨む。昌子は「まだ前半戦が終わっただけ。2点差なんてひっくり返せる数字」と気を引き締める。鈴木は「中国のスタジアムで相手も勢いづく。早い時間帯にアウェーゴールを決めたい」と連発を誓った。

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