ハリル監督 マリ&ウクライナ戦は“最終テスト” 戦術熟成より競争活性化

 日本代表のハリルホジッチ監督
2枚

 「国際親善試合、日本-マリ」(23日、リエージュ)

 マリ戦に向けた22日の公式会見に出席したバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が、27日のウクライナ戦も含めた2試合をW杯本大会に向けた“最終選考”の場であると改めて強調した。

 語気がどんどん強くなっていた。負傷者続出のチーム状況に「他の選手にチャンスを与えたい。まずはこれまでたくさん試合をしてこなかった選手にトライしてほしい」と要求。そして「中島は昨日のトレーニングでかなり良かった。大島も、追跡を始めた当初より、はるかに成長している」と若手2人の名前を挙げ、積極的なテストを示唆した。

 苦しい台所事情だけに、戦術熟成よりも競争を活性化させる手法を選んだ。「もちろん(吉田)麻也、(酒井)宏樹、(香川)真司にはいてほしかった」としながらも「5月20日にはW杯本大会に向けての合宿がスタートするが、そこまでにできるだけ多くの情報を持ちたい」と話した。

 「(選手選考の)さらに厳しい競争をつくってほしい」と選手をあおる指揮官。仮想敵国を相手に、存在感を見せるのは誰だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス