「ＪＦＬ、ＦＣ大阪６－０ＭＩＯびわこ滋賀」（１５日、万博記念競技場）

　サッカーＪＦＬの第２ステージ第１１節が行われ、大阪から３番目のＪリーグ入りを目指すＦＣ大阪は６－０でＭＩＯびわこ滋賀に圧勝した。

　降りしきる雨の中、関西ダービーは決行された。ＦＣ大阪は出場停止だったＭＦジュニーニョがスタメンに復帰。またＭＦ江坂も久々の先発に名を連ねた。前半から積極的に攻撃を仕掛けると１６分に右サイドからのＣＫをＤＦ池永が頭で折り返し、そのボールをＭＦ井手口がヘディングで先制した。１９分にはＭＦ須ノ又のシュートのこぼれ球をジュニーニョが押し込んで２－０。２９分にはジュニーニョの左クロスをＤＦ舘野が頭で合わせて３－０として前半を終える。

　後半もＦＣ大阪が攻勢を強める。３０分は須ノ又、ジュニーニョとつないだボールをＦＷ川西が４試合連続となるゴールを決めて４－０。その１分後には川西に代わって入ったＭＦ木匠が第１Ｓ第１３節以来の得点で５－０。最後は後半ロスタイムに相手のボールをインターセプトした江坂が、ゴール前まで持ち込むと逆サイドから走り込んでいた須ノ又にラストパス。これを須ノ又がしっかりと決めて６－０としたところで終了のホイッスル。６得点の快勝のＦＣ大阪は第２Ｓ第１節以来の完封勝利でステージ５位に浮上。年間順位でもヴァンラーレ八戸を抜いて４位となった。

　次節は２２日にヤンマーフィールド長居でヴェルスパ大分と戦う。この試合は「東大阪市民招待デー」として、東大阪市内在住・在勤・在学、もしくは同市内少年サッカークラブ所属の人を招待する。申し込みは不要で、試合当日に、免許証、社員証、学生証などの本人確認書類の提示が必要。サッカークラブ所属の場合はクラブ名がわかるものを提示する必要がある。