ポドルスキ3年契約で神戸に完全移籍 年俸は史上最高の6億円!

 J1神戸は2日、トルコ1部ガラタサライに所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(31)を完全移籍で獲得したと発表した。加入時期はトルコリーグ終了後の今夏以降となる。背番号は10となる見込み。延長オプション付きの3年契約とみられ、移籍金は260万ユーロ(約3億1000万円)、年俸は500万ユーロ(約6億円)で、14年にC大阪入りした元ウルグアイ代表FWフォルランと並びJリーグ史上最高となる(金額は推定)。

 W杯優勝経験もある世界屈指のストライカーが港町に上陸する。神戸が獲得に成功したポドルスキの年俸6億円はC大阪に加入したフォルランと並びJリーグ史上最高となる。

 注目される加入時期について、神戸側はJリーグ第1登録期間(1月6日~3月31日)内の合流を目指して交渉を継続していたが、ポドルスキは2日に自身の写真共有アプリ「インスタグラム」と「ツイッター」を更新。ツイッターでは日本語で「日本と神戸のみなさん、こんにちは。今季終了後、ヴィッセル神戸へ移籍することを決めました。ガラタサライも同意してくれました。新しい挑戦をするための決断です。今度また詳しく話します。いまはガラタサライとそのすばらしいファンのために頑張ります!」と記し、トルコリーグ最終節(5月28日)以降の6月合流となることを明かした。Jリーグ第2登録期間が7月21日~8月19日のため、Jデビューは最短で7月29日の第19節大宮戦(ノエスタ)となる見込みとなった。

 Jリーグは今季から7月15~23日までリーグ戦を開催しない「サマーブレーク」を設けており、7月8日の第18節仙台戦(ノエスタ)から数えれば20日間の中断期間をポドルスキの適応期間に費やすことも可能となる。

 神戸は今冬の獲得に向けて、三木谷オーナーが懇意にしているスペイン代表DFピケ(バルセロナ)の代理人を通じてポドルスキに接触。1月下旬には正式オファーを提示したが、移籍金などでクラブ間合意に至らず開幕までの加入を断念。今夏の獲得を視野に交渉を継続してきた。25日の清水戦(アイスタ)では昨季得点王のFWレアンドロが左膝を負傷。全治6カ月で長期離脱を余儀なくされ、貴重な得点源を失っていた。昨季クラブ史上最高の年間7位と躍進。悲願の初優勝へ極上の切り札を手に入れた。

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