サッカーブラジル代表のＦＷネイマールに対し、ユナイテッドとシティーというイングランド・プレミアリーグのマンチェスターの２チームが引き抜きを画策。現所属バルセロナとの契約解除金であり、史上最高の移籍金額を大きく塗り替えることになり得る１億９０００万ユーロ（約２４５億５０００万円）を払う準備があるという。

　英紙の報道を受け１０日のスポルト紙などバルセロナのメディアが伝えている。それによるとネイマール獲得の動きは同じ都市のライバルチームが互いを牽制するように加熱しているもよう。以前選手の父が引き抜き話をほのめかしたが、これはユナイテッドを暗示していたと考えられている。一方来季からグアルディオラ新監督が就任するシティーも最近になってブラジル代表の看板選手の獲得レースに参入してきたという。

　もっとも、バルセロナはスポーツディレクター、副会長ともにネイマールの残留を確信しており、他チームの動きを心配していないとしている。