「カナダ女子W杯・決勝、日本2-5米国」(5日、バンクーバー)
決勝を行い、日本代表は米国に2-5で大敗し、初優勝した11年ドイツ大会に続く2連覇はならなかった。
後半7分、MF宮間あや(30)=岡山湯郷=が精度の高いFKでオウンゴールを誘った。ゴールまで40メートルほどの距離があったが、MF澤穂稀(36)=INAC神戸=を目がけて速いキックを送ると、競り合った相手選手の頭に当たってゴールに吸い込まれた。だが直後の失点で再び突き放され「5点目が痛かった」と悔しそうな表情を見せた。頂点だけを目指してきただけに「試合自体を冷静には振り返れない」とショックの色を隠せなかった。