なでしこ悲願初V目指し猶本ら汗流す
「女子アジア杯・決勝、日本-オーストラリア」(25日、ホーチミン)
準決勝で中国を延長の末、2‐1で破って決勝に進み、前回覇者オーストラリアとの決勝で初優勝を目指す日本代表は23日、ベトナムのホーチミンで準決勝は控えだったMF猶本光(20)=浦和=らが紅白戦を行って調整した。準決勝で韓国に2‐1で競り勝ったオーストラリアとは1次リーグA組の初戦で2‐2で引き分けている。
1次リーグで引き分けたオーストラリアとの再戦へ、佐々木監督は「強烈なカウンターがあり、ミドルもいいものを持っている。攻撃の出どころを抑え、ミスをしないことが大事」と警戒した。決勝では、準決勝の後半に採用したMF宮間(岡山湯郷)をトップ下に置く4‐5‐1の布陣で臨む意向を示した。