超厳戒!浦和のスタッフ4倍超が帯同

 「J1、広島0‐2浦和」(15日、Eスタ)

 浦和は、通常のアウェー戦の4倍以上となる32人のスタッフを広島戦に帯同させた。通常は7人のところを、運営部以外の社員も動員。クラブとしては史上初めて、試合前から警備目的のスタッフをスタンドに配置した。

 アウェー席の入場門では差別行為の禁止と、横断幕や旗類の掲出禁止を呼びかけるビラ2500枚を配布。知らずに旗類を持参した人も10人ほどいたが、荷物の中にしまうなど協力してもらい、混乱はなかった。

 手拍子と声だけの応援で選手を支えたサポーターは、試合後に「ウィー・アー・レッズ」と11回絶叫。ゴール裏スタンドの最前列でサポーターと向き合った、須藤伸樹運営部長は「みんな思いがある。最後のウィー・アー・レッズというのがすべて」と感無量の面持ちだった。

 クラブは16日朝一番で、23日に行う無観客試合・清水戦の運営態勢について会議を開く。涙ながらに「これで終わりじゃない。ついてきてください」と訴えたサポーター団体のリーダーの言葉通り、本当の試練はこれから迎える。

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