大宮10戦連続無敗 “残留力”見せた

 「J1、大宮2‐0磐田」(24日、NACK5)

 大宮は磐田を2‐0で破って勝ち点を43とし、残留を決めた。リーグ終盤で10試合連続負けなしという驚異の“残留力”を発揮した。鹿島も名古屋を2‐1で下し、残留決定。14位のC大阪、15位神戸、16位G大阪、17位新潟の4チームは、最終節に残留を懸けることになった。

 残留争いをしているチームとは思えない盤石の試合運びだった。前半28分にMF金沢の右足でカーブをかけた芸術ミドルで先制。後半12分にもMF渡辺がミドルを決めて突き放した。大宮が第24節・浦和戦(9月1日、埼玉)以来10試合連続負けなしという驚異的なラストスパートで、今年もJ1残留を決めた。

 J2降格の危機に陥り、結局はJ1に残るという際どい戦いを2005年の昇格後、毎年のように続けている。鈴木茂社長は「残留力(がある)なんて言われちゃって」と苦笑いするが、ライバル・神戸のFW大久保も「この時期の大宮はマジで強い」と警戒するほど、シーズン終盤に力を出してきた。

 今季は5月に鈴木淳前監督を解任。千葉(当時は市原)や名古屋を率いた経験があるベルデニック氏を招へいした。新監督の指導のもと守備は改善し、MFチョ永哲は「(前は)守る意識はあっても、みんなバラバラだった。組織で戦えるようになった」と振り返る。夏場にスロベニア代表経験のあるFWズラタン、FWノバコビッチを獲得し攻撃力も強化。一時の17位から持ち直した。

 毎日のように神棚や鳥居に神頼みをしていたと笑う鈴木社長は「来年こそはチーム基盤をしっかりしたい」と意気込む。ベルデニック監督の続投は白紙だが、助っ人のうちズラタンは来季も契約が残り、レンタル加入していたブラジル人MFカルリーニョスも完全移籍で残留する方向だ。来季こそ“残留力”を卒業する。

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