なでしこリーグの連覇に王手をかけているＩＮＡＣ神戸が、２年ぶりにファン感謝祭開催を目指していることが２３日、明らかになった。クラブ関係者によると「細かくはこれからですが、年内にはやりたい」と語った。

　昨年は開催日が３月１１日しか確保できず、東日本大震災から１年ということを考慮し、ファン感謝祭を自粛した。２年前には“なでしこフィーバー”が起きていなかったこともあり、小規模のカフェなどで「４０～５０人のファンの皆さまと交流させてもらった」という内容だった。今では女子サッカー人気も向上し「もっとたくさんの人が来ることを想定してやりたい」（同関係者）と、新たな企画を用意する。

　１１年から加入したＭＦ沢、大野らにとっては初参加となる感謝祭。連覇を達成し、サポーターと交流を深める。