【ONE】吉成名高が衝撃43連勝、左ハイキックで一撃TKO 高額ボーナス1500万円も獲得「初めてでうれしい」計量失格の挑戦者にも“敬意”で拍手要求「敵地で調整難しかったと思う」
「ONE SAMURAI 4」(17日、有明アリーナ)
ONEアトム級ムエタイ世界タイトルマッチが行われ、王者の吉成名高(25)がリファディン・マスドール(23)=マレーシア=を2回58秒、左ハイキックによるレフェリーストップでTKO勝ちした。2度目の防衛に成功し、自身の連勝を43に更新。あまりに鮮烈なフィニッシュを飾り、ONEのチャトリCEOからボーナスとして異例の高額となる1500万円を贈られ「ボーナスが初めてでうれしいです」と声を弾ませた。
ムエタイのパウンド・フォー・パウンドとも称される吉成は、9月の「ONE SAMURAI 3」でのキックボクシングデビュー戦に続く2カ月連続の連戦となったが、主戦場のムエタイで無類の強さを発揮した。鼻から鮮血を出しながらも、相手のバックハンドブローに左ハイキックをドンピシャで合わせ、一撃でなぎ倒した。前日計量では、相手がハイドレーションテスト(尿比重検査)を時間内にクリアできず、試合開催すら危ぶまれたが、キャッチウエートで断行。鮮烈なフィニッシュで、ファンの溜飲も下げた。
勝利者インタビューでは「計量で相手のオーバーがあったが、敵地の日本で調整が難しかったと思う。リスペクトを持って戦えたのは嬉しい。リファディン選手に拍手をお願いします」と相手への配慮を忘れず、「今回の試合も鼻血が出たが、改善できることはたくさんある。ムエタイという競技を小さい時からやってきて、面白さをONEという大きな舞台を通じてわかってもらいたい」と呼びかけた。
