こめおが「割烹こめを」の閉店を発表 8月麻布十番祭りで食中毒事案「このまま続けていくことはできない。そう判断しました」「自分自身も一度料理人として立ち止まります」

こめお
こめおの公式X(komeo1144)より
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 格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手で、料理人のこめおが1日、麻布十番に開業していた割烹こめを閉業することを発表した。同店は8月に行われた麻布十番納涼まつりで提供した「冷やし蟹ラーメン」により食中毒事案を発生させていた。

 こめおのコメントは次の通り。「体調を崩された皆様、そのご家族の皆様に、改めて心よりお詫び申し上げます。今回のことについて、これまで何度も自分自身と向き合ってきました。なぜ、こんなことを起こしてしまったのか。何が足りなかったのか、自分は料理を提供する人間として、本当にお客様の命や健康に向き合えていたのか。考えれば考えるほど、自分自身の未熟さ、認識の甘さ、そして飲食店を経営する人間としての責任の重さを痛感しています。

 料理人として、『美味しいものを作りたい』『お客様に喜んでもらいたい』『自分の料理を多くの人に食べてもらいたい』そんな気持ちは、これまでずっと持っていました。でも、飲食店で一番大切なことは、それだけではありませんでした。美味しい料理を作ることよりも前に、安全に食べてもらうこと。そして、お客様が安心してその一食を楽しめる環境をつくること。それが飲食をする人間として、何よりも当たり前の責任だったと、今回のことで痛いほど思い知らされました。その『当たり前』が自分には足りていませんでした。今回のことを経験して、自分は料理人として、経営者として、そして一人の人間として、自分自身の弱さと向き合わなければいけないと思っています。だから割烹こめをを閉店します。

 これは、今回のことをなかったことにするためでもありません。閉店すれば責任が果たせるとも思っていません。体調を崩された方々への対応を含め、今回の事案に対して自分が負うべき責任と向き合うことはこれからも続けていきます。ただ、自分にとって割烹こめをという店を、このまま続けていくことはできない。そう判断しました。たくさんの人に支えてもらって、ここまで店を続けることができました。それなのに、今回、多くの方を苦しませる結果を招いてしまったことを、本当に申し訳なく思っています。『割烹こめを』という店は、これで終わります。そして自分自身も、一度、料理人として立ち止まります。

 今は、次に何をするのか、何を目指すのかを語るつもりありません。まずは今回のことから逃げずに向き合うこと。自分の弱さを認めること。そして、傷ついた方々に対して、自分ができることを一つずつ続けて行くこと。それだけを考えています。最後に。割烹こめをを応援してくださった皆様。店に足を運んでくださった皆様。一緒に働いてくれた皆様。本当にありがとうございました。そして、今回のことで苦しみ、今も苦しんでいる皆様。本当に申し訳御座いませんでした」

 こめおはBDで“闘う料理人”として人気選手となり、その後、実業家としても活動。麻布十番に割烹をオープンした。今年に入り、浅草に蟹ラーメン「かにを」をオープンさせた。同祭りでは「冷やし蟹ラーメン」を提供していたが、イベント後に体調不良を訴える人が続出。港区は調査でサルモネラ属菌による食中毒と断定し、9月3日から9日まで7日間の営業停止命令を下した。3日の公表時で患者数は78人、入院患者は3人(すでに退院)だった。

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