辰吉寿以輝2-0判定勝利 2度目のタイトル挑戦へ前進「決まればいつでもやります」

 「ボクシング・8回戦」(9日、エルシアター)

 日本スーパーバンタム級7位の辰吉寿以輝(30)=大阪帝拳=が2-0(76-76、77-75×2)の判定で、ノーランカーの豊永太我(21)=ウォズ=を下し、2度目のタイトル挑戦に向けて一歩前進した。

 初回に得意の左フックを決めるなど好発進したが、粘る相手を捕らえきれずダウンのないまま最終回のゴングを聞いた。「初回は練習したことが出せたが、倒すことに力が入りすぎた」と僅差判定を反省。観戦した父の元WBC世界バンタム級王者・丈一郎は「生真面目すぎる。もっと遊びの部分が必要」と課題を指摘する。

 24年12月の東洋太平洋王座挑戦失敗以来となるタイトル挑戦を目指す。「今日の内容では何とも言えないが、決まればいつでもやります」と決意を語った。

 5月に父の時代からの後援組織の林英明会長が病気で亡くなった。寿以輝は涙を流し「父からずっとお世話になった。前回(2月)の試合はドローだったので今回は弔い星」と勝利をささげた。

 寿以輝は21戦18勝(10KO)2敗1分け、豊永は9戦6勝(1KO)3敗。

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