アマ10冠の今永虎雅 再起戦で東洋太平洋王座獲得 仲里との接戦制す 大橋会長「成長している」
「ボクシング・東洋太平洋ライト級タイトルマッチ」(7日、錦秀会住吉区民センター)
同級1位の今永虎雅(26)=大橋=が2-0の判定(95-95、96-94、97-93)で王者・仲里周磨(29)=オキナワ=に競り勝ち、王座を獲得した。
河内長野市出身の今永が地元大阪で接戦を制し、再起戦で東洋太平洋王座をつかんだ。奈良・王子工時代に史上初となる高校8冠に輝き、アマ10冠の実績を誇る。日本ライト級王座を返上して臨んだ昨年12月の前戦で、WBO世界スーパーフェザー級10位のエリドソン・ガルシア(ドミニカ共和国)に1-2の判定負けし、プロ10戦目で初黒星を喫していた。
連敗が許されない中、初回に後頭部付近に当たったパンチでダメージを負ったが、前回の敗戦の経験が生きた。「前回ダウンした時と同じような効き方だった」とこれに対応。5回を終えての公開採点は2-1でリードと均衡していたが、後半の打撃戦もボディー攻撃を中心に僅差の判定を制した。
大橋秀行会長は「サウジの経験が生きた。前回は8回にダウンしたが、今回は後半ポイントを取った。成長している」と評価。今永は今後に向けて「組まれた試合にしっかり勝って、レベルアップしていきたい」とベルトを防衛しながらチャンスを待つ。
セミファイナルの東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦では、3位で前日本同級王者の石井渡士也(25)=RE:BOOT=が5回2分46秒TKOで2位の山崎海斗(27)=六島=に快勝。初回に完璧なタイミングの左フックでダウンを奪い、5回に右ストレートを連続で決めてストップを呼び込んだ。1月に池側純(角海老宝石)に9回TKO負けして日本王座から陥落したが、敵地での再起戦で東洋対太平洋王座を獲得。「敵地で冷静に戦うことができた。日本王座を取り返したい」と池側への雪辱を誓った。
