林下詩美の出戻り、スターダム岡田社長は歓迎姿勢「人間関係面白くなる」元盟友・上谷沙弥の不快感も理解「当然の反応」フワちゃんら入団に続き追い風
「女子プロレス・スターダム」(26日、後楽園ホール)
今月23日を最後にマリーゴールドを退団した林下詩美(27)が古巣に電撃登場した。セミの10人タッグマッチで上谷沙弥(29)がフワちゃんにフォール勝ちし、リング上でマイクを握ったところで突然テーマ曲が流れ、会場に現れた。騒然となる中、リングに上がった詩美は「自分はまたこのスターダムでプロレスがしたいと思ってます。よろしくお願いします」と頭を下げて表明。復帰初戦として、5・30神戸大会で、対戦をアピールしたデビュー2年目の鉄アキラ(25)と戦うことが決定的となった。
スターダムの岡田太郎社長(38)が大会後に取材に応じ、詩美の復帰について「(24年3月の大量離脱から)色々あったところから、(社長に就任して)この2年間私がやってきたのが、スターダムが世界の女子プロレスの1番が集まる場所にしたいということ。スターダムに参戦したいという選手が増える団体にしたいということなので、世界一のプロレス団体ということで、集まってくるのは自然なこと。非常に誇らしく思います」と受け止め、「まずは5月30日からどんなプロレスを見せてくれるのかは楽しみ」と語った。
詩美はスターダム退団後の2年間、新団体マリーゴールドのエースとして活躍していたが、古巣への出戻りという形になる。岡田社長は「スターダムの歴史を見ても、いわゆる出戻りは多いし、そもそもプロレスはそういうものだと思ってます。新日本プロレスと一緒にやってきて、新日本イズムじゃないですけど、一番意識しているのは世間をにぎわすこと。それを僕らも体現しているのでは。過去にいろんな人と関係を持つ人(詩美)が参戦するってことは、これからの人間関係も面白くなるから、まあ歓迎かなというところですよね」と好意的に受け止め、「何よりも今日のお客さんの反応(大歓声)を見たら、言い方はアレですけど、お金になるなら参戦してもらおうかなというのも経営者としてはある」と、率直な見解を示した。
ただ、リング上で対峙した元盟友の上谷は「何しに来たの?」「よそで結果一つ残せないようなヤツが、今のスターダムではい上がろうなんて、甘いんだよ」と詩美を痛烈に批判した。岡田社長は「上谷は(今の自分に詩美は)負けてるでしょうという思いがあるんだとうなと感じた。ここ1、2年の活躍を見て、上谷に勝っているプロレスラーは日本にいないと私も思っているので、上谷は当然の反応をしたのかなと思う」と理解を示した。
スターダムは昨年12月にフワちゃんが電撃入団して再デビューし、今年に入ってからもフリーだった伊藤麻希(30)が入団するなどリング上が充実しているが、元ワールド王者の電撃復帰で活況にさらに追い風が吹きそうだ。
