45周年!初代タイガーマスクが前田日明、藤原喜明、藤波辰爾と“歴史的競演”「思い出尽きない」後楽園ホール超満員、立ち見客も感激
「プロレス・ストロングスタイル」(28日、後楽園ホール)
1981年4月23日に初登場した初代タイガーマスクのデビュー45周年記念特別イベントが行われ、メインでは佐山サトル(68)が、前田日明(67)、藤原喜明(77)、藤波辰爾(72)とトークショーに臨んだ。新日本やUWFで共闘した盟友との“史上初”の最強競演で昔話に花を咲かせ、佐山は「思い出は尽きないが、いい時代を過ごさせてもらった」と往年の昭和プロレスを振り返った。
“四次元殺法”とも形容されたタイガーマスクのアクロバティックかつ攻撃的なスタイルは、後のプロレスや格闘技にも大きな影響を与えた。前田は「プロレスの歴史にない次元、ジャンルだった。本来あるべきレスラーの肉体を作り上げて実現した」と述懐。藤原も「こんな選手、もう出ないよな」とうなずいた。
佐山は心血を注いだタイガーマスクについて「新日本の若手時代の結晶。仲間がいて、厳しいトレーニングをして、猪木さんと命がけでプロレスに懸けて、切磋琢磨(せっさたくま)して。それがなければタイガーマスクはブレイクしてない」と実感を込めた。さらに、今後の夢については「プロレスはできたら昔の時代に戻したい。藤原さん、藤波さん、前田君のようにストロングスタイルができる練習が必要。コーチとして、若い選手を指導してもらいたい。(世の中に)ああ、プロレスは強いんだとわかってもらいたい。プロレスと格闘技、僕はあえて両方もっている。武道に近づけたい。礼儀正しく、しっかりした格闘技にしていきたい。それと武道をつくるのが今の自分の夢。僕が生きている間の最後の仕事。まずはプロレスの再建から全力を尽くす」と、青写真を描いた。
最近まで実現不可能とさえ思われていたレジェンド4人の歴史的なそろい踏みに、チケットは完売。後楽園ホールは超満員で立ち見客もあふれたが、それぞれが感激した様子で、古き良き黄金期の昭和プロレスを懐古していた。
