お笑い芸人はなわの長男・塙元輝が全日プロレス入門 憧れは「武藤敬司さん」 父作成の入場曲を夢想「できたら感慨深い」
お笑い芸人・はなわ(49)の長男で、国士舘大柔道部出身の塙元輝(25)が全日本プロレスに練習生として契約したことが10日、電撃発表された。都内で会見が行われ、塙は「柔道は一区切りついた。プロレスという舞台で塙元輝というものを大きくし、(将来的に)スターになりたい」と決意表明。4月1日付で入門し、妻子と暮らす自宅から道場に通いながらデビューを目指す。デイリースポーツの取材にも応じ、父からは期待の裏返しとしての“鬼電”を受けていることを告白し、父の作ったテーマ曲で入場する未来も夢想した。
異才がまた一人、プロレスの門を叩く。塙は小学生時代から柔道を始め、日本テレビ系バラエティー番組「有吉ゼミ」で長年密着取材を受けるなど既におなじみの存在。国士舘大ではパリ五輪100キロ超級代表の斉藤立(24)らとともに、屈指の強豪で鍛錬を積んだ。膝のけがで卒業後は引退し、山口県の大学で指導者の道に進んだが、昨年5月末に退職。昨秋、高いポテンシャルに興味を持っていた全日本からオファーを受け、熟考の末に入門を決めた。
朝8時から道場に通い、雑用や合同練習に励む生活が始まるが、塙は「教員をしている際もプロレス(の道)は頭の片隅にずっとあった。憧れの武藤敬司さんみたいな素晴らしい選手になりたい」と青写真を描いた。
妻や周囲からも背中を押され、プロレス好きの父からは「頑張れ」と簡便にエールを送られた。「喜んだり(感情を)前面に出すとプレッシャーになると思って(遠慮して)るのかなと。でも、うれしがっていると思う」。心中を察しつつ、「僕がプロレスをやる決心がついてからは(父から)ずっと電話がかかってくる。期待とか(心配)を一人で抱えきれないみたい」と“鬼電”を告白。また、父は斉藤ブラザーズのCDデビュー曲を作曲しているが、塙は「お父さんが作った曲で入場できたら感慨深い」と夢想した。
柔道では21年東京五輪金メダルのウルフアロン(30)が新日本で衝撃デビューを飾ったことが記憶に新しい。柔道時代に練習したこともある塙は「(ウルフが)大きい舞台で戦っている姿を見て刺激になる」と発奮。自身は払い腰などを得意としていたが、「柔道も生かしたい。どういうスタイルになるかわからないが、精いっぱい努力する」と決意を込めた。
◆塙 元輝(はなわ・げんき)2000年12月26日、佐賀市出身。父はお笑い芸人・はなわ、叔父はお笑いコンビ・ナイツの塙宣之。弟が2人。7歳から柔道を始め、中学3年時に全国大会90キロ超級3位。佐賀工高時代は100キロ超級で県大会を制し、全国高校総体で16強。国士舘大に進んだ。23年に朝飛真実さんと結婚し、24年に長男が誕生。柔道時代の得意技は払い腰。180センチ、110キロ。
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