プロレス専念から1年、荒井優希「もう元SKEじゃない」「エースになりたい」王者・渡辺未詩撃破誓う
東京女子プロレスが4日、都内で「GRAND PRINCESS ’26」(3・29両国国技館)のタイトルマッチ調印式を行った。渡辺未詩の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む荒井優希は必勝を期した。
荒井は昨年7・21大田区総合体育館で同王座(当時の王者は瑞希)に初挑戦するも敗退。2度目の至宝チャレンジとなる。
調印書にサインを済ませた荒井は「前回は瑞希さんに挑戦したんですけど、挑戦する前よりも挑戦した後、試合後の方が近くなるはずのベルトとの距離が遠くなってしまったような感覚になって。正直、心が折れた瞬間もあったんですけど。やっぱり自分は何をしにここに来たのか、たくさん考えて。また前に進む決断をして、また挑戦者としてここにたどり着くことができました。今回は未詩さんと戦うということで、私のデビュー戦のタッグパートナーでもあって、アイドル、プロレスラーをやっている共通点もあったりして。たくさんのことを教わった先輩になります。ここまで戦うことがあまりなかったのかもしれないですけど…。前哨戦で何度もぶつかって、東京女子プロレスのチャンピオンはこうなんだって、こんなに強いんだってうれしくなりました。正直、未詩さんと戦ってる瞬間、とても興奮しています。やれるなって感じます」と語った。
昨年3月いっぱいで人気アイドルグループSKE48を卒業し、プロレスに専念して、1年になるが「このタイミングがちょうど1年になります。プロレスラー一本でやっていくと決めて走り出したところから1年。自分がここまで重ねてきたこと、やってきたこと、たくさんあると思うので。しっかり全部ぶつけて、やっぱり元SKEという看板がなかなか外れない状況。大きいところにいたので仕方ないんですけど。でももう荒井は元SKEじゃなくて、現プリンセス・オブ・プリンセスのチャンピオンだと、プロレスファンの皆さんにも世間の皆さんにも、そう認知していただきたく思うので…私はこのタイトルマッチで未詩さんに勝って、このベルトを巻いて、プロレスラーの荒井優希として、たくさんの方に東京女子プロレスの存在を知ってもらえるように、メジャーにできる存在になりたいと思ってます。東京女子プロレスの未来を担っていく、そんな荒井がエースになりたいと思ってます」とベルトを奪取しての“エース”宣言が飛び出した。
同王座2度目の戴冠で5度目の防衛戦になる渡辺は「これまでV4してきて、たくさん強くなってきました。このベルトとともに歩めば歩むほど、私はすごく自分が成長できているなという、プリンセス度がマシマシになっているなということが体感できています。なので、今回の両国国技館には私、史上最強に強いプリンセスとして立つことができそうです。前回の(2024年の)両国国技館、山下(実優)さんからこのベルトを獲って、最後に見たすごく素敵だった、幸せだった景色が忘れられません。会場に来てくれたファンの皆さんがたくさん私のことを照らしてくれて、キラキラにしてくれて、声をかけてくれて。その幸せのキラキラをまた見たいし、もっともっと広げて、この幸せの輪を大きくしていきたいと強く思いました」と話した。
続けて「今回の相手として出てきたのは荒井優希。私のなかで正直、1月に(挑戦者決定戦で)出てきた時点で一番強い人として出てきたのが荒井優希だったことに正直驚きました。シングルはしたことなく、タッグもほぼしたことないという対角には立ったことがあまりない存在です。なので、荒井優希の印象っていうのが、去年の12月末に山下さんに瞬殺されたところで止まってました。なので、強いという印象はあまりなかったっていうのが正直なところになります。でも、やっぱり勝ち上がってきたからには、プロレスラー荒井優希を知らなきゃなという思いで、荒井優希を知るというのをテーマに自分の中で動いています。(前哨戦の)1回目は荒井優希の全く知らない点を知れて、これはおもしろいかも、楽しいかもって後楽園でなりました。2回目は岡山で、私はロックアップで荒井優希を知りたいと思ったんですけど、その段階では知っている荒井優希でした。3回目、この前の刈谷では、荒井優希の心の強さを知りたいと思い探って、結果としては私が勝てたので、その時はこのくらいかと測れた気がしていたんですが…。そこから3日間くらい、ずっと荒井が立ち上がってくる姿が脳裏から離れず、いくらやってもこの人は立ち上がってくるなというのが忘れられないです。やっぱり荒井優希の心臓の強さっていうのはただ者じゃなくて。それは彼女がこれまで培ってきた、私はすごく知ってるんですけど、あのアイドル戦国時代、あの48グループさんの一員として戦ってきた荒井優希の心臓っていうのは、ほかのプロレスラーには得ることができない、プロレスラー最強の心臓の強さを持っていると思っています。私はそこを次の課題として、前哨戦、当日までに荒井優希の心臓の強さを測って知って、その上で上回っていけるように戦いたいと思います。そしてあともう一点気になっているのが、私が最初に問うた荒井優希の好きなプロレスは? プロレスラー荒井優希のプロレスとは?気になっていることの一つなので、これを私自身が解いていけるように当日を迎えたいと思っています」と荒井への思いを吐露。
最後に「3度目の両国国技館のメインイベントでプリンセス・オブ・プリンセス、私が勝って、さらに東京女子プロレスを引っ張っていきたいと思っています。ここからもっともっと強くなっていく。東京女子プロレスを私がこれまでも命をかけて、このベルトに命をかけて、東京女子プロレスに命をかけて全力でやってきました。ここから先も私のこの愛のしるしを、私の特別を譲るわけにはいきません。渡しません。私についてきてください」とベルト死守を誓った。



