30歳になったウルフアロンが心境「すがすがしい、ハツラツと」初黒星から3週間、170キロ超巨漢ファレ撃破に自信「投げる力、強さを証明」
21年東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストでプロレスラーのウルフアロンが1日、都内でデイリースポーツの取材に応じた。先月25日に節目となる30歳の誕生日を迎えたが、「すがすがしい気持ち。なんか29歳はギリギリ20代で僕の中ではダサいなっていうのがあったけど、30歳の方がいいですね。でもプロレスではまだまだ新人なので、ハツラツとしたいです」と心境を吐露。「30歳だからってわけじゃないが、今年はすごく重要な年になる。デビュー1年目で、この1年でプロレス人生を大きく左右されると思うので、土台をしっかりつくり上げたい」と抱負を明かした。
1月4日の東京ドーム大会で衝撃デビューを飾ったが、2月11日の大阪大会で悪徳集団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の成田蓮(28)にシングル初黒星を喫し、NEVER無差別級王座からも陥落。入場から急襲され、セコンドの介入&凶器攻撃と反則三昧の集中砲火を浴びてわずか2分8秒で屈したが、「これもプロレスの洗礼っすよね。レフェリーが見てなかったら、ああいうことも許されるのがプロレス。僕の認識が甘かった」と反省しきり。NEVER王座らしい真っ向勝負を志向していただけに、「不服ですよ。ただ、ああいった戦いをしてしまったのも僕の責任。成田の中に残っている闘志を引き出すところまでいけなかった。リベンジ?もちろんです。このままじゃ終われない」と雪辱を宣言した。
約3週間の小休止を経て再出発し、4日の後楽園ホール大会で開幕する春恒例のトーナメント戦「NEW JAPAN CUP」では1回戦でドン・ファレ(44)と激突する。身長193センチ、体重170キロという団体一の巨漢との一騎討ちとなるが、「めちゃめちゃデカいっすよ。たぶん170キロ以上あると思う」と警戒。ただ、柔道時代は同等の体格を誇るテディ・リネール(36)や斉藤立(23)、岡田綾太朗(23=現大相撲幕下)といった超重量級選手とも試合や乱取りで組み合ってきただけに、「柔道ならああいったサイズでも投げることはできますから。突破口は必ずある。僕の投げの力と勝負勘、強さを証明できる相手だと思う。最初は突進力をしのいで、試合時間が長くなればなるほど僕の展開になってくる」と自信をのぞかせた。
この日は東京都主催のトークイベントで、12年ロンドン五輪女子バレーボール銅メダルメンバーの江畑幸子さん(36)と共演。初対面だったが、誕生日プレゼントとしてレトルトカレーをもらったといい、江畑さんは「調べたら(ウルフの誕生日が)つい最近だったので。そんなに負荷がかからないもので、お肉がお好きってことで選びました」とほほえんだ。ウルフは照れ笑いしながらも、「これで僕も江畑さんの誕生日(11月7日)に何か返さなきゃいけなくなりました」と、早くも頭を悩ませていた。





