水森由菜がハイスピード新王者!V10防衛失敗の星来芽依は号泣【スターダム】

 「プロレス・スターダム」(24日、後楽園ホール)

 苦労人が悲願を成就させた。水森由菜がハイスピード王者・星来芽依のV10防衛を阻止。14分1秒、熊本の不沈艦(ラリアット)からのスーパーガールで3カウントを奪取した。

 星来に3度目の挑戦で、ついに壁を破った。相手の必殺技チェックメイトを返し、再度狙われるもショートレンジのラリアット(熊本の不沈艦)2連発からのダイブ式丸め込み(スーパーガール)で決着を付けた。

 今選手権に向け、大幅な減量にも取り組んだ水森。シングル王座初戴冠につなげた。水森は「芽依は天才だけでなく、すごく努力もしているのを知っている。だから芽依がチャンピオンでなかったら、本気でこのベルトを追っていなかった」と感謝。次期挑戦希望者が7人なだれ込み、真白優希を使命すると「ゆなもんのハイスピードついてこい。トロピカル~、ヤッホー」と明るく言い切った。

 号泣しながらバックステージに引き揚げた星来芽依。約1年半の王座を手放し「負けました。自分がチャンピオンにうちにハイスピードを変えられなかった、盛り上げられなかったのが悔しい。ゆなもんなら、もっと盛り上げてくれると思う。自分はもっと修行したい。諦めたわけではないので、前向きにいきたい」と言葉を絞り出した。

 水森は「まだまだスターダムの底上げが必要」と決意。挑戦者の真白優希を「面白そう。第0試合でよく戦っていた昔の私が重なるけれど、ゴリゴリのハイスピード選手みたいだから期待しています」と評価。「来年は誰よりも最速で防衛を続けて、AZMの12回防衛を超して、最多防衛の名前を残します」と誓っていた。

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