秋元強真 萩原との因縁対決制す 壮絶流血戦TKO勝ち「これからも俺に注目して」

 「RIZIN・LANDMARK12」(3日、ジーライオンアリーナ神戸)

 本戦13試合が行われ、メインの66キロMMA5分×3回は秋元強真(19)=JAPAN TOP TEAM=が2回3分52秒TKOで、萩原京平(29)=SMOKER=との因縁対決を制した。RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチは、王者の伊澤星花=Roys/JAPAN TOP TEAM=が3-0の判定で大島沙織里(リバーサルジム新宿Me,We)を退け、2度目の防衛に成功。大みそかにRENAとの3度目の防衛戦が決まった。RIZIN初開催となったジーライオンアリーナ神戸には、満員札止めの1万420人が詰めかけた。

 因縁に完全決着をつけた。19歳の秋元が壮絶な流血戦を制し、超満員の観衆にほえた。「この先のRIZINを盛り上げられるのは俺しかいない。これからも俺に注目してください」。神戸の観客が、最強のティーンエージャーに沸いた。

 10歳下の秋元が、萩原を「ザコ」と呼ぶなど試合前は激しい舌戦を繰り広げた。前日の公開計量でも乱闘寸前になるなど緊張状態で迎えたゴング。初回から激しい打撃戦となり、両者顔面から流血した。秋元は2回にグラウンド戦に持ち込むと、4の字ロックで試合を支配。最後はパウンドからのパンチ連打でストップを呼び込んだ。

 試合後は萩原から軽くタッチされ、勝利をたたえられた。「(萩原の打撃は)今までで一番強かった。顔を見れば分かると思いますけど」と傷だらけの顔で振り返り「生意気言ったんで、萩原選手は分からないけど、僕はもともと萩原選手にはむかついているとかはない。リスペクトはむちゃくちゃしています」とさわやかに話した。

 ダメージを考慮して、年内は休養する方針。「ベルトに近づくグラップラーとやりたい。斎藤裕選手とか元王者とやらせてほしい」と躍動を誓った。

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