ボクシング JBC職員が不正受給疑い タイムカード不正操作で手当水増しか 安河内氏「刑事告発は考えてない」1人は定年退職で処分対象外に
日本ボクシングコミッション(JBC)の事務局職員5人が出退勤を管理するタイムカードを不正操作し、休日出勤手当の水増し支給を受けていたことが26日、明らかになった。安河内剛本部事務局長(64)は都内で取材に応じ「不正行為の疑惑があり、職員に対して調査をしていることは間違いない」と認めつつ、「刑事や民事での告発は考えていない。あくまでも内部での処分になるので、規定に基づいて調査し処分を決める」と説明した。
5人は土日や祝日の興行で出勤した際、出勤していない職員のタイムカードも打刻し、働いたように見せかけていた。JBCは4月から当該職員らを自宅待機とし、内部調査を終えて懲戒処分を近く決定する見通しだが、1人は4月末で65歳の定年退職を迎えたため、処分対象は残りの4人となるという。




