井上尚弥32歳の誕生日迎え“全盛期”宣言「ここから3年がピークに持っていける時期」大橋会長も太鼓判「2~3年が全盛期になる」
ボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が10日、32歳の誕生日を迎えた。所属ジムを通じてコメントを発表し、「本日32歳になりましたが、まず肉体の変化はまったくないです。それに気持ちもどんどん上がってきています。というのも試合のスケジュールがハードになっていて、それが自分の中ですごく刺激的な年だなと思えるからです。なのでモチベーションも高く維持できています。自分としては、ここから新たなスタート地点として設定し、3年が本当にピークまで持っていける時期だと思っています。32歳になって、ここから3年という逆算で、また1年間をしっかりと頑張っていきたいと思います」と、心境を明かした。
また、大橋秀行会長からは誕生日プレゼントとして、ラスベガス用にベルルッティの高級スーツケースをプレゼントしたという。大橋会長は尚弥について、「32歳になったとはいえ、ダメージがまったくないので、また期待できる1年になる。ここ2~3年が勝負だと思っているし、井上尚弥の全盛期になるだろう。次のカルデナス選手は非常に強敵になる。今後は1戦1戦が勝負になる試合ばかりになるが、1個1個クリアしてほしい。今年はあと3試合。ホップ、ステップ、ジャンプで26年に予定される来たるべき対決に向けて勢いづいてほしい」とコメントを寄せた。
尚弥は5月4日(日本時間5日)に米ラスベガスでWBA1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行う。