岩田翔吉が初防衛に失敗 0-3の判定で敗れ王座陥落 レフェリーが間違って岩田の腕を上げるハプニングも
「ボクシング・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(13日、両国国技館)
王者岩田翔吉(29)=帝拳=が同級2位の挑戦者レネ・サンティアゴ(32)=プエルトリコ=との初防衛戦に臨み、0-3(112-116、111-117、110-118)の判定で敗れた。採点が発表され新王者がコールされた後、レフェリーが間違って岩田の腕を上げるハプニングもあった。
2回までは一進一退の攻防が続いたが、3回1分過ぎに相手をコーナーに追い詰めた岩田の右ボディーが炸裂。さらに連打からカウンターの左ボディーを打ち込んで相手の腰が落ちた。
その後も岩田が前に出て、左右に動く相手を追う展開。ボディーを中心に効果的なパンチを繰り出した岩田だったがとらえきれず、逆に相手の左ジャブを浴びた右頬がはれた。