天龍源一郎が75歳誕生日「しばらくはジャンボや三沢の所に行かない」ファンの前で元気な姿誓う 小橋建太もサプライズ祝福

 「プロレス・天龍プロジェクト」(2日、新木場1stリング)

 元プロレスラーの天龍源一郎が75歳の誕生日を迎え、「天龍祭」が開催された。天龍は全7試合をリングサイドの解説席で見届けた後、車いすに乗ったままリングに登壇。集まったファンからハッピーバースデーの合唱で祝福されると、「75歳の天龍源一郎を祝っていただき、無上の喜びです。しばらくは(亡くなった)ジャンボ(鶴田)や三沢(光晴)の所には行かないつもりなので、また(興行を)見に来てください」と約束し、会場を沸かせた。

 2015年に引退したミスタープロレスは、脊柱管狭窄症や心臓の手術などの闘病を経て、現在は現場にも復帰。ファンの前で元気な姿を見せて誕生日を迎えたが、「75になってさ、(若くして)ジャンボ(鶴田)もいないし、ロッキー羽田もいなくなって。そう思うと長く生きるのも大変だけど、長く生かされているのも喜ばないといけないかなって思いも入り交じって、難しいところだよ」と率直な心境を明かし、1年の抱負として「つつがなく終わればいい。何がどうのこうのとも思わない。穏やかに過ぎていけばいいよ」と自然体で語った。

 大会の最後には、全日本プロレス時代の後輩である小橋建太(57)も花束を持ってサプライズ来場し、4月16日の自主興行「Fotune Dream10」(後楽園ホール)での藤波辰爾(71)との“Wドラゴン・トークバトル”への参加を公開オファーした。天龍は「この会場のお客さんを全部持っていくのはやめて」と冗談を交えつつ、「これで俺がイヤと言えるわけないじゃない。ドラゴンとは久しぶりの対談だし、喜んで参加させていただきます」と快諾した。

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